アイフォンのバッテリー膨張と画面浮きは同時に発生する!?
アイフォンのバッテリー膨張が始まると、高確率で画面もモッコリ膨らんでくることをご存知でしょうか。
特にアイフォンSEやアイフォン5sの場合はわかりやすく内部が見えることがあります。
↑こちらの画像からは、アイフォン内部の液晶画面についているバックライトの光が漏れていることがわかります。アイフォンSEやアイフォン5sでは、画面ガラスと画面枠(樹脂製のベゼル)は接着剤によって組まれています。しっかりくっついた状態で出荷されたとしても、経年劣化に加え、バッテリーの膨張により端末内部から外側に圧力が加わると、見事にパックリ開いてしまいます。
↓こちらの写真はアイフォンSEやアイフォン5sの内部構造を示したものです。
画像向かって左側にある黒色しか見えない部分はバッテリーです。今回の画面剥離症状は、たったこれだけのバッテリーの膨らみが引き起こしました。もともと薄く作られているアイフォンは、少しの変形も許されることはなく、圧力や衝撃によっていろいろな箇所に支障をきたしてしまうのです。
現在のアイフォンシリーズはより頑丈でタフに仕上げられてはいますが、経年劣化には抗えないはずだと見込んでいます。人がつくったものですから、いつかは調子が悪くなっても当たり前ですね。
さて、今回は液晶にもダメージがあったため御依頼主と相談の上画面とバッテリーの両方を修理しました。料金は画面のぶんとバッテリーのぶんをそれぞれいただいております。もちろん、バッテリーのみを修理することも可能でしたので、データそのままで画面浮きだけ収まれば良いという場合もお値段ご相談いただけます。
宇都宮でアイフォン修理をお探しの時はぜひスマップル宇都宮店を御指名ください。
カテゴリ:修理ブログ投稿日:2020-12-21